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『ゼンディカーの夜明け』アーリーアクセスでプレイした新環境スタンダードデッキを紹介(後編)

おっすおっす。

かーむです。

 

今回は前回の記事の後編!

アーリーアクセスで僕がプレイしたデッキの紹介の続きになります。

 

 

『ゼンディカーの夜明け』アーリーアクセスでプレイした新環境スタンダードデッキを紹介(前編)『ゼンディカーの夜明け』リリース後の新デッキを紹介! セレズニアカウンター/グルール上陸/ラクドス威迫/シミックジョルレイル/ティムールヴァラクート...

 

 

アーリーアクセスでは、僕が作ったデッキ以外にもプロプレイヤーや海外の配信者が公開していたデッキもコピーして回してみていたので、後編ではそちらも紹介したいと思います。

ティムールランデス

後編1発目はティムールランデス。土地破壊デッキですね。

 

キーカードはこちらの3枚。

 

 

《当惑させる難題》が場に出た状態で、相手が土地をプレイした後に《廃墟の地》を当てると、《当惑させる難題》の能力で土地が戻っていきます。

《浄化する野火》は特殊土地を基本地形に変えるだけでも多色デッキにはそこそこアリですが、基本的には自分のターンで《廃墟の地》を当てた後に打ったり、この後紹介する《海門の嵐呼び》でコピーして打つ感じですね。

自分の土地にプレイすることで、墓地を肥やして《自然の怒りのタイタン、ウーロ》の脱出コストに充てる小技もあります。

 

《廃墟の地》《浄化する野火》も引っ張って来れるのは基本土地だけなので、相手のデッキの中に基本土地がなくなれば純粋な土地破壊になります。

 

 

土地破壊を加速させるのはこちらの新カード2枚。

《海門の嵐呼び》は主に《浄化の野火》をコピーするために入っています。

《古の緑守り》は墓地から《廃墟の地》をプレイできるので、毎ターン《廃墟の地》を起動してドンドコ土地を割っていくことができます。

 

 

ちなみにこちらのデッキ、リストを見て分かる通りアグロにはあんまり耐性がないですw

特に単色デッキだと《廃墟の地》を当てる特殊土地が少ないうえにデッキに入っている基本土地が非常に多く、土地を多少割れてもその間に普通に殴り切られます…

 

ただ相手が2色、3色の多色デッキなら土地をバッカンバッカン割れてめちゃくちゃ楽しいです。

 

かーむ
かーむ
今後スタンダードで土地を割る呪文が出てくるのを期待しています。

 

《インポートリスト》

デッキ
4 当惑させる難題 (ZNR) 53
4 浄化の野火 (ZNR) 137
4 海門の嵐呼び (ZNR) 77
3 古の緑守り (ZNR) 178
4 ショック (ANB) 84
1 胸躍る可能性 (ELD) 146
3 自然の怒りのタイタン、ウーロ (THB) 229
4 金のガチョウ (ELD) 160
3 焦熱の竜火 (M21) 158
2 イルーナの神話 (IKO) 58
3 乱動への突入 (ZNR) 62
4 廃墟の地 (XLN) 254
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
6 森 (ANB) 112
2 島 (ANB) 113
2 山 (ANB) 114
2 寓話の小道 (ELD) 244
4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
1 ケトリアのトライオーム (IKO) 250

 

土地なしアゾリウスコントロール

こちらはなんと土地が0枚のアゾリウスコントロール!!

友達が教えてくれたデッキで、制作者はSaffron Oliveさん。

海外の老舗MTGサイト、MTG Gold Fishのコンテンツマネージャーで、配信者でもあります。

 

 

 

土地の代わりに、『ゼンディカーの夜明け』で登場した、裏面を土地として使える呪文が大量に採用されています。

 

 

ぶっちゃけただそれだけのアゾリウスコントロールなのですが、初手が全部呪文なのにキープできたり、絶対にマナフラしなかったりと、使っているとだんだんと脳がバグっていきます

 

テフェ夫
テフェ夫
コントロール使うといつもマナフラしちゃうんです!というそこのアナタにオススメです笑

 

《インポートリスト》

デッキ
2 夢さらい (THB) 214
4 中和 (IKO) 59
4 ガラスの棺 (ELD) 15
4 空の粉砕 (THB) 37
4 海の神のお告げ (THB) 58
1 王国まといの巨人 (ELD) 26
4 エメリアの呼び声 (ZNR) 12
4 スカイクレイブの僧侶 (ZNR) 40
2 セジーリの防護 (ZNR) 37
4 オンドゥの転置 (ZNR) 30
4 ベイーンのヴェール (ZNR) 46
4 ジュワー島の撹乱 (ZNR) 64
4 海門修復 (ZNR) 76
4 ウマーラの魔術師 (ZNR) 86
4 シルンディの幻視 (ZNR) 80
2 本質の散乱 (M19) 54
1 否認 (M20) 69
2 神秘の論争 (ELD) 58
2 厚かましい借り手 (ELD) 39

サイドボード
3 魂標ランタン (THB) 237
2 時の支配者、テフェリー (M21) 75
2 神秘の論争 (ELD) 58
2 否認 (M20) 69
2 厚かましい借り手 (ELD) 39
1 悪斬の天使 (M21) 6
2 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
1 信仰の足枷 (M21) 17

 

ブラッド・ネルソンのゴルガリミッドレンジ

続いてはプロプレイヤーのブラッド・ネルソン選手が公開していたゴルガリミッドレンジ。

MTG Arena Zoneでも紹介されていました。

 

マナベースには白が少々入ってますが、《ネスロイの神話》に使うのみで、呪文はすべて黒緑のゴルガリカラーになっています。

 

 

基本的には中盤からスペックの高いクリーチャーを展開していく分かりやすいミッドレンジデッキ。

 

序盤のマナ加速には《睡蓮のコブラ》、土地兼中堅クリーチャーとしては《カザンドゥのマンモス》が採用されています。

《カザンドゥのマンモス》は両面カードのクリーチャーの中でもスペックはダントツですね。

 

 

 

中盤以降の新カードには3マナ3/3で、死亡時に自身のパワー分のX/Xクリーチャートークンを残していく《スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ》や、新プレインズウォーカーの《影さす太枝のニッサ》を採用。

《アガディームの覚醒》は序盤に引けば土地として使え、ゲーム終盤では一気に盤面を盛り返す切り札になります。

 

もちろん、ローテーションを生き残った前環境の猛者たちもしっかりと入っています。

 

 

新パックリリース直後ということもあり、新しいカードばかりに目が行ってしまいますが、ローテーションで残ったカードたちのメンツも改めて確認しつつ、デッキを考えていきたいですね。

 

《インポートリスト》

デッキ
2 苦悶の悔恨 (THB) 83
3 血の長の渇き (ZNR) 94
2 長老ガーガロス (M21) 179
4 寓話の小道 (ELD) 244
2 森 (ANB) 112
1 呪われた狩人、ガラク (ELD) 191
2 スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ (ZNR) 223
2 無情な行動 (IKO) 91
4 インダサのトライオーム (IKO) 248
4 水蓮のコブラ (ZNR) 193
4 ネスロイの神話 (IKO) 97
4 影さす太枝のニッサ (ZNR) 231
1 忘却の虚僧 (ZNR) 118
1 平地 (ANB) 115
4 悪ふざけの名人、ランクル (ELD) 101
3 漁る軟泥 (M21) 204
2 沼 (ANB) 116
1 絡みつく花面晶体 (ZNR) 211
3 カザンドゥのマンモス (ZNR) 189
4 枝重なる小道 (ZNR) 258
4 陽光昇りの小道 (ZNR) 259
3 アガディームの覚醒 (ZNR) 90

 

ガブリエル・ナシフのアゾリウスコントロール

最後は同じくプロプレイヤーのガブリエル・ナシフ選手謹製のアゾリウスコントロール。

こちらもMTG Arena Zoneで公開されていました。

 

 

カウンターに全体除去、そして少々のプレインズウォーカーとフィニッシャーで構成された、ストレートなアゾリウスコントロールになっています。

 

 

 

 

 

両面カードもしっかりと採用。

マナスクリューで土地が止まってしまうと負けに大きく傾くコントロールデッキでも、土地としても使える両面カードの恩恵は大きそうですね

 

 

《オンドゥの転置》は8マナと重いですが、盤面の全てを薙ぎ払ってくれる全体除去。

土地は残りますが、《世界を揺るがす者、ニッサ》なき今のスタンダードではかなり安心できるリセット呪文になりました。

《エメリアの呼び声》は土地でありながら1枚で8点クロックを展開するフィニッシャーも兼ねています。

《海門修復》は「手札の数+1枚」のカードが引ける大量ドロー。《夢さらい》との相性もバツグンです。

 

 

《インポートリスト》

デッキ
3 厚かましい借り手 (ELD) 39
1 夢さらい (THB) 214
4 エルズペス、死に打ち勝つ (THB) 13
1 太陽の宿敵、エルズペス (THB) 14
2 廃墟の地 (XLN) 254
10 島 (ANB) 113
4 鏡映魔道士、ジェイス (ZNR) 63
4 中和 (IKO) 59
2 平地 (ANB) 115
4 サメ台風 (IKO) 67
4 空の粉砕 (THB) 37
1 時の支配者、テフェリー (M21) 75
4 啓蒙の神殿 (THB) 246
4 オンドゥの転置 (ZNR) 30
4 海門修復 (ZNR) 76
4 スカイクレイブの僧侶 (ZNR) 40
4 エメリアの呼び声 (ZNR) 12

 

 

 

というわけでアーリーアクセスでプレイしたデッキ紹介の後編でした!

これから新しいデッキも続々出てくると思うので、それも楽しみですね!

 

 

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