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『ゼンディカーの夜明け』アーリーアクセスでプレイした新環境スタンダードデッキを紹介(前編)

おっすおっす。

かーむです。

 

いよいよ新エキスパンション、『ゼンディカーの夜明け』がMTGアリーナでリリースされました!!

 

僕はウィザーズ・オブ・ザコーストから招待を受けてアーリーアクセスに参加させてもらい、一足先に新環境をプレイさせてもらいましたが、ローテーション直後の新環境ということもあり、めちゃくちゃ楽しかったです!!

 

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アーリーアクセスでは主にスタンダードをプレイしていましたので、今回はアーリーアクセスで僕が回していたデッキを紹介したいと思います。

 

デッキの数がちょっと多いので、前後編の2部構成でお届けします。

 

『ゼンディカーの夜明け』アーリーアクセスでプレイした新環境スタンダードデッキを紹介(後編) おっすおっす。 かーむです。 今回は前回の記事の後編! アーリーアクセスで僕がプレイしたデッキの紹介の...

 

セレズニアカウンター

1つ目はセレズニアカウンター。

 

 

前環境にも存在こそしていたもののあまり存在感はありませんでしたが、『ゼンディカーの夜明け』では白にも緑にも+1/+1カウンター関連のカードが追加されたこともあり、粗くはありますが一番最初に作成しました。

誰もが思いつくところですね(笑)

 

 

《群れのシャンブラー》は+1/+1カウンターが乗った自軍のクリーチャーが呪文の対象になると1/1の昆虫クリーチャートークンを生成します。

《バスリの副官》が生成する2/2トークンよりは小さいですが、除去されてもカウンターを乗せるための土産を残していってくれるクリーチャーが増えるので、全体除去に対する耐性が上がったと思います。

 

《光輝王の野心家》はまさにセレズニアカウンターにピッタリのクリーチャー。

場にいるだけでどんどん+1/+1カウンターをバラまいてくれるので、巨大なクリーチャーを作ることもできるし、カウンターが乗っていないクリーチャーに+1/+1カウンターを乗せて、《バスリの副官》《群れのシャンブラー》のカバー範囲を広げてくれます。

 

他にも土地としてもインスタントとしても使える《巨森の補強》や、打点を上げつつ回避能力を与える《スカイクレイブの大槌》も採用してみました。

 

 

アンタップで疑似的に2色ランドとして使える《枝重なる小道》は思っていた以上に便利でした。

ショックランドが落ちてアンタップインの2色ランドがなくなって不安でしたが、色が合うデッキではガンガン使われそうですね。

 

《インポートリスト》

デッキ
3 バスリ・ケト (M21) 7
4 バスリの副官 (M21) 9
3 バスリの結束 (M21) 10
4 議事会の導師 (M21) 216
2 寓話の小道 (ELD) 244
7 森 (ANB) 112
7 平地 (ANB) 115
2 無私の救助犬 (M21) 36
4 石とぐろの海蛇 (ELD) 235
2 豊潤の神殿 (THB) 248
4 群れのシャンブラー (ZNR) 207
4 枝重なる小道 (ZNR) 258
2 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
4 光輝王の野心家 (ZNR) 24
2 豊穣の碑文 (ZNR) 186
2 漁る軟泥 (M21) 204
2 巨森の補強 (ZNR) 216
2 スカイクレイブの大鎚 (ZNR) 27

サイドボード
2 英雄的介入 (M21) 188
2 魔術遠眼鏡 (ELD) 233
2 グレートヘンジ (ELD) 161
2 漁る軟泥 (M21) 204
2 巨人落とし (ELD) 14
2 解呪 (M20) 14
1 豊穣の碑文 (ZNR) 186
2 解き放たれた者、ガラク (M21) 183

 

グルール上陸

2つ目はグルール上陸。

『ゼンディカーの夜明け』でまたも復活したキーワード能力「上陸」を持ったクリーチャーをふんだんに使ったアグロデッキです。

 

 

《アクームのヘルハウンド》《山火事の精霊》も土地が場に出るたびにターン終了時まで+2/+2の修正を受ける優秀な軽量クリーチャー。

《山火事の精霊》はパワー2以下のクリーチャーにはブロックされないため、序盤はほぼ確実にクロックを稼いでくれます。

装備品には《スカイクレイブの鶴橋》を採用。上陸のパンプアップ能力を付与し、さらに高打点をたたき出します。

《寓話の小道》があると上陸が2回誘発し、尋常ではないダメージを叩き込むことができます。

 

また、土地兼クリーチャーとして使える《カザンドゥのマンモス》も採用しています。

素のサイズも3マナ3/3と標準値はクリアしており、これも上陸でサイズアップする能力を持っています。

 

 

タップインが気になることもありましたが、手札と盤面の状況に合わせてクリーチャーとしても土地としても使える点は非常に柔軟性がありました。

上陸以外のデッキでも使われる機会が多そうです。

 

 

他の新カードとしては《むら気な猛導獣》《豊穣の碑文》を採用。

 

 

《むら気な猛導獣》のデメリット能力はこのデッキでは上陸を誘発させるために逆にメリットにもなります。

ただ、土地を戻すのは強制のため、1ターン目には少し殴りづらいですね。

 

《豊穣の碑文》は3つのモードを持つ便利な呪文。

一時的に大きくなった上陸持ちクリーチャーで格闘するもよし、ライフゲインするもよし、+1/+1カウンターを置いてコンバットトリックや火力呪文避けとして使うのもよしと、どのモードも強力です。

 

 

最速4ターンキルの超高速アグロデッキなので、めちゃくちゃ爽快感があります。

スタンダードシーンでどのくらい結果を出すかは未知数ですが、もしかするとBO1ではよく見かけるデッキになるかもしれません。

 

《インポートリスト》

デッキ
4 豊穣の碑文 (ZNR) 186
4 水蓮のコブラ (ZNR) 193
4 アクームのヘルハウンド (ZNR) 133
4 山火事の精霊 (ZNR) 221
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
4 カザンドゥのマンモス (ZNR) 189
10 山 (ANB) 114
5 森 (ANB) 112
2 ケルドの心胆、ラーダ (M21) 224
4 寓話の小道 (ELD) 244
3 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
4 むら気な猛導獣 (ZNR) 176
3 進化する未開地 (M20) 246
2 スカイクレイブの鶴嘴 (ZNR) 204
3 渡る大角 (IKO) 165

サイドボード
2 魂標ランタン (THB) 237
2 魔術遠眼鏡 (ELD) 233
3 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
2 エンバレスの盾割り (ELD) 122
3 レインジャーの悪知恵 (M21) 199
3 オークヘイムの敵対者 (ELD) 167

ラクドス威迫

3つ目は赤黒カラーの威迫アグロ。

 

最初は《忘却の虚僧》を使ったリアニメイトデッキを考えていたんですが、よく見たらキッカーなしでも2マナ2/1威迫・絆魂と良スペックなことに気づき、上陸で墓地から唱えられる《スカイクレイブの影》も使ってみたかったので、アグロデッキでくみ上げてみました。

 

 

今回は「威迫」にフィーチャーして、現スタンダードの威迫持ち優良クリーチャーたちを政局的に採用。

 

 

《嵐拳の聖戦士》は久しぶりに使いましたが、やっぱり強いですねこのカードw

アーリーアクセスでのプレイだったこともあり、アグロデッキも割と多くマッチングしたので《迷宮の猛竜》もなかなかでした。

 

 

『ゼンディカーの夜明け』からの採用クリーチャーとしては《スカイクレイブの災い魔》

《嵐拳の聖戦士》でお互いライフが減るので強そうと思って入れてみましたが、これを使うなら1マナ域にもクリーチャーを入れたもっと早いデッキの方が良さそうでした。

キッカー重いですしね。

 

 

土地兼スペルとしても使える両面カードも積極的に採用。

 

 

アグロデッキなのでタップインは少し気になりましたが、やはり状況に合わせて土地としても使える柔軟性の方が上回る印象でした。

 

《アガディームの覚醒》はコントロール相手では3点ペイでアンタップインもある程度無視でき、の中盤以降に一気にリソースを回復する手段にもなるのは大きかったですね。

黒の濃いアグロデッキでは土地枠として入れ得かもしれません。

 

《インポートリスト》

デッキ
6 山 (ANB) 114
2 ロークスワイン城 (ELD) 241
2 取り除き (M21) 97
4 寓話の小道 (ELD) 244
4 悪意の神殿 (THB) 247
7 沼 (ANB) 116
2 残忍な騎士 (ELD) 97
3 悪ふざけの名人、ランクル (ELD) 101
4 狩り立てられた悪夢 (IKO) 92
4 迷宮の猛竜 (IKO) 193
4 嵐拳の聖戦士 (ELD) 203
2 マラキールの再誕 (ZNR) 111
2 ハグラの噛み殺し (ZNR) 106
1 血の長の渇き (ZNR) 94
2 アガディームの覚醒 (ZNR) 90
2 遺跡の碑文 (ZNR) 108
4 忘却の虚僧 (ZNR) 118
3 スカイクレイブの影 (ZNR) 125
2 スカイクレイブの災い魔 (ZNR) 122

サイドボード
4 強迫 (M20) 97
2 死より選ばれしティマレット (THB) 119
2 屍呆症 (M21) 116
2 エレボスの介入 (THB) 94
2 リリアナの軍旗手 (M21) 110
3 血の長の渇き (ZNR) 94

 

シミックジョルレイル

4つ目は《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》をフィーチャーしたデッキ。

 

 

新マナクリ(?)の《睡蓮のコブラ》も加入したことで、土地を置きながらテンポよく動けるようになるんじゃないかと思って作ってみました。

 

 

 

ドローを誘発させる新パーツとして、定番の《時の支配者、テフェリー》に加えて《鏡映魔道士、ジェイス》を採用。

 

 

 

めちゃくちゃ動き安定するやん!!!

 

 

 

 

 

 

…と思ったのですが、《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》を引かないと本当に何もしないデッキという致命的な欠陥があり、駄作であることが発覚^^

 

駄作ではありましたが、供養のため一応載せてみました(笑)

 

《インポートリスト》

デッキ
4 ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル (M21) 191
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ (THB) 229
3 厚かましい借り手 (ELD) 39
4 選択 (M21) 59
3 サメ台風 (IKO) 67
3 中和 (IKO) 59
3 鏡映魔道士、ジェイス (ZNR) 63
3 時の支配者、テフェリー (M21) 75
2 バーラ・ゲドの復活 (ZNR) 180
1 願い与えの加護 (IKO) 43
4 寓話の小道 (ELD) 244
4 ケトリアのトライオーム (IKO) 250
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
5 島 (ANB) 113
6 森 (ANB) 112
2 海門修復 (ZNR) 76
2 這い回るやせ地 (ZNR) 262
1 老いたる者、ガドウィック (ELD) 48
4 水蓮のコブラ (ZNR) 193

 

ティムールヴァラクート

前編最後はティムールヴァラクート。

 

新たに収録された《ヴァラクートの探索》の上陸効果を、土地を1ターンに複数回セットすることで使いまくろうというデッキです。

 

 

もし上陸で追放されたカードが使えなかった場合にも墓地に行ってダメージになってくれます。

墓地に行くので《自然の怒りのタイタン、ウーロ》の脱出コストにもなってくれるのがいいですね。

 

 

土地を追加セットするのは《迷える探求者、梓》

《イリーシア木立のドライアド》も迷いましたが、友人と相談した結果、爆発力のある《迷える探求者、梓》を採用。

《睡蓮のコブラ》は土地追加はできませんが、土地を置いた際にマナを生み出し、《ヴァラクートの探索》で呪文が捲れた場合にしっかりと使っていくことができます。

 

 

これだけだと手札の土地が尽きてしまうと動けなくなってしまうので、リソース源として《僻境への脱出》《発生の根本原理》を採用。

既に場に《ヴァラクートの探索》《迷える探求者、梓》が出ていれば莫大なアドバンテージを稼ぎ出します。

 

 

フィニッシャーは《世界を彫る者、ファイラス》と、安定の《精霊龍、ウギン》

 

 

 

キレイに回ると4ターン目でこんな感じの盤面になります。

 

 

続く5ターン目でフィニッシュ!!

 

 

かーむ
かーむ
脳にいいんじゃ

 

グルール上陸とは別の意味で爽快感があるので、気になる方はぜひ使ってみてください!

 

《インポートリスト》

デッキ
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ (THB) 229
4 ヴァラクートの探検 (ZNR) 175
4 バーラ・ゲドの復活 (ZNR) 180
2 ジュワー島の撹乱 (ZNR) 64
3 世界を彫る者、ファイラス (ZNR) 234
2 精霊龍、ウギン (M21) 1
3 岩山被りの小道 (ZNR) 261
3 河川滑りの小道 (ZNR) 264
4 ケトリアのトライオーム (IKO) 250
2 海門修復 (ZNR) 76
2 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
4 寓話の小道 (ELD) 244
3 島 (ANB) 113
3 森 (ANB) 112
1 山 (ANB) 114
3 僻境への脱出 (ELD) 189
3 迷える探求者、梓 (M21) 173
1 溶岩噴火 (M21) 171
2 発生の根本原理 (IKO) 189
4 水蓮のコブラ (ZNR) 193
1 這い回るやせ地 (ZNR) 262
2 ヴァラクートの覚醒 (ZNR) 174

サイドボード
2 長老ガーガロス (M21) 179
1 否認 (M20) 69
2 自然への回帰 (ELD) 173
2 魂標ランタン (THB) 237
2 恋煩いの野獣 (ELD) 165
3 砕骨の巨人 (ELD) 115
2 嵐の怒り (THB) 157

 

 

というわけでアーリーアクセスで回したデッキの紹介前編でした!

後編はこちら。

 

 

『ゼンディカーの夜明け』アーリーアクセスでプレイした新環境スタンダードデッキを紹介(後編) おっすおっす。 かーむです。 今回は前回の記事の後編! アーリーアクセスで僕がプレイしたデッキの紹介の...

 

 

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