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【MTGアリーナ】新環境のランクマをティムールアドベンチャーで走ってみた【ランクマッチ奮闘記】

おっすおっす。

かーむです。

 

このところイベント連打で記事書いてたり、アリーナオープンの準備だったりして、同じデッキを使ってデータを取るということをしてませんでしたが、今回は久しぶりのランクマッチ奮闘記になります。

 

 

先日の突然の禁止改定によりMTGアリーナは大変動を迎えましたね。

来月にはゼンディカーの夜明けウィークエンド予選に参加予定ということもあり、Tier1候補と名高いティムールアドベンチャーを使ってスタンダードBO3のランクマッチを30戦ほど回してみたので、その結果と所感を公開してみます。

 

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使用デッキ:ティムールアドベンチャー

使用デッキはこちら。

 

優秀な出来事持ちクリーチャーたちを搭載したデッキで、それらのクリーチャーを《エッジウォールの亭主》《幸運のクローバー》でブーストさせて戦うデッキです。

 

 

《幸運のクローバー》で出来事をコピーするだけでもアドバンテージとなりますが、《エッジウォールの亭主》によるドローもあり、継続的にアドバンテージを取りながら戦えることからコントロールに対して有利とされています。

 

また、《願いのフェイ》《恋煩いの野獣》《砕骨の巨人》がアグロに対して優秀なブロッカーとなり、《幸運のクローバー》が出ていると《砕骨の巨人》《厚かましい借り手》の出来事でサクサク除去モードも取れ、アグロデッキに対しても優位に戦えるのも特徴です。

 

 

終盤戦には1撃必殺のコンボもあり、《願いのフェイ》から《投げ飛ばし》を手札に加え、巨大な《豆の木の巨人》を相手の顔面にシュートして優に15点ほどのバーストダメージを叩き出します。

 

 

相手がある程度ライフゲインしていても、《投げ飛ばし》《発展》でコピーすることで50点近いダメージが出すことができます。

盤面がいかに負けていても、一発逆転の手段を持っているのもティムールアドベンチャーの強みになります。

 

多少のアドバンテージや盤面の不利に関係なく勝利してくるティムール荒野の再生と、小粒クリーチャーの処理に優れたサクリファイス系デッキが天敵でしたが、禁止改定によりそれらが両方環境からいなくなったことでメタゲーム上の立ち位置が良くなりました。

 

 

そんな無敵と思われるティムールアドベンチャーですが、一方で《エッジウォールの亭主》も《幸運のクローバー》も引いていない状態ではただの出来事クリーチャーの寄せ集めデッキに過ぎず、キープ基準が難しいデッキと言う印象です。

 

かーむ
かーむ
僕は割と何でもキープしちゃうので使うの苦労しました

 

そして個人的にここが気になる点なのですが、実はメインデッキのほとんどが固定パーツになっており、動かせるフリースロットがほとんどありません

 

クリーチャーは24枚

《エッジウォールの亭主》と出来事持ちクリーチャー5種がそれぞれ4枚ずつですね。

アーティファクトは当然、《幸運のクローバー》4枚。

土地が26~27枚。(27枚が主流)

ソーサリーは《僻境への脱出》が2枚~3枚。

 

以上56枚~58枚が固定スロットになります。

 

 

今回使用したデッキでは《僻境への脱出》が2枚、土地が27枚なので固定スロットは57枚が埋まっています。

残るフリースロットの3枚には、《孵化+不和》2枚と《グレートヘンジ》1枚に使いました。

 

《孵化+不和》《エッジウォールの亭主》をより確実に引く、または《エッジウォールの亭主》を引いていて出来事持ちクリーチャーがないときのサーチスペルとして採用しています。

たまーに《不和》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》《茨の騎兵》などの追放で倒したいクリーチャーへの除去や、やられそうな自軍クリーチャーを3/3に変えるなどの働きをします。

 

《グレートヘンジ》は後半戦に備えての採用です。

クリーチャーが場に出た際のドローとマナ加速により、継続的にアクション数を増やすことができます。

《砕骨の巨人》《恋煩いの野獣》のおかげで、だいたい4~5マナで出すことが多いです。

戦績とマッチング

というわけで、そんなティムールアドベンチャーをとりあえずランクマッチで30戦回してみました。

戦績はプラチナ~ダイヤのデータになります。

戦績概要

勝率はジャスト6割

これまでまったく使ったことのないデッキにしてはまぁまぁかと思います。

 

後手だと《エッジウォールの亭主》を維持しながら出来事持ちクリーチャーを場に出してドローするという動きが非常にやりづらいためか、後手番での勝率が低いですね。

アーキタイプごとの戦績

 

たかが30マッチの戦績なので、信憑性としてはそんなに高くないですが、意外にもティムールアドベンチャーにはほとんど遭遇しませんでした

 

スゥルタイランプが1番多く、2番手はラクドスアグロでした。

3番手にオルゾフヨーリオンがつけているのは、スゥルタイランプを狩るためかと思われます。

 

サンプルが少ないので有利不利もあまり分かっていませんが、スゥルタイランプの《世界を揺るがす者、ニッサ》の処理はなかなか難しい印象でした。

 

 

土地クリーチャーが《砕骨の巨人》の火力圏外である3/3で、《厚かましい借り手》でバウンスすることもできないため、《幸運のクローバー》が出ていない状況で《世界を揺るがす者、ニッサ》の着地を許してしまうと一方的に殴られる展開になりがちでした

 

また、赤単アグロは思っていたよりも感触が悪く、高速展開しつつ火力を合わせてくるため、《エッジウォールの亭主》を維持しつつ出来事持ちクリーチャーを展開する動きがやりにくく、デッキの強みが出る前にやられてしまう展開が多かったです。

 

《恋煩いの野獣》がブロックしてくれるからなんとかなるっしょ!」と思っていましたが、普通に《鍛冶で鍛えられしアナックス》《エンバレスの宝剣》で突破されます。

 

かーむ
かーむ
ナメててすみませんでした

 

 

《幸運のクローバー》なしで《朱地洞の族長、トーブラン》を除去することも難しく、その頼みの綱の《幸運のクローバー》も、サイド後は《エンバレスの盾割り》でマークされています。

 

 

 

というわけで、禁止改定後初のランクマ奮闘記でした。

SCGツアーオンラインでもティムールアドベンチャーが負け始めており、早くもメタゲームの移り変わりを感じます。

個人的にもちょっと限界を感じつつあるので、次は別のデッキを試したいと思います。

 

では!

 

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