かーむブログ

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MTGアリーナのことを中心に、初心者ガイドやらプレイの記録やらを書いてるブログ。あとたまに雑記。

【MTG】M20新環境1発目のSCGのトップ8デッキリスト【スタンダード】

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おっすおっす。

かーむです。

 

先日は環境初陣戦の結果を紹介しましたが、今回はSCG Tour!

※StarCityGames.com:世界最大のMTG専門オンラインストア。SCG Tourという大規模大会を毎週開催している。

 

M20が加わった新環境を占う一発目のSCGは、7月13日・14日にイギリスのウースターにて開催されました。

 

ソース:Star City Games Worcester | StarCityGames.com

 

今回のSCG Tourでは、”Open””Classic”の2つのスタンダードの大会がありましたので、1つずつ結果を見ていきましょう。

 

 

 

 

SCG Openのトップ8

まずはSCGOpenのトップ8を見ていきましょう。

 

順位 デッキ
1位 赤単アグロ
2位 青単アグロ
3位 ティムール・エレメンタル
4位 オルゾフ吸血鬼
5位 オルゾフ吸血鬼
6位 バントランプ
7位 ボロス・フェザー
8位 エスパーヒーロー

 

環境初期安定の赤単が優勝を飾っています。

前環境一発目のSCGでも、赤単が1位2位3位を独占していましたが、やはり「環境最初は赤単が板」の言葉に偽りなしのようですね。

 

準優勝も青単アグロで、前環境から存在しているデッキがワンツーフィニッシュを決める一方、M20で生まれた新デッキが3つ入賞しており、さっそくメタにM20の影響が出始めています。

 

デッキリスト

ということで1つ1つのデッキを見ていきましょう。

 

1位 赤単アグロ

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まずは優勝の赤単アグロ。
メタ分布について後ほど書いていますが、今回はシミック、バント、ティムールなど青緑系の遅めのデッキが最大勢力だったこともあり、赤単にとっては非常に良いメタゲームになっていました。

相手がマナ加速しているうちにガンガン殴ってライフを削り、中盤に差し掛かりクリーチャーを展開されてたところで本体への直接火力でフィニッシュという展開が多かったのではないでしょうか。

 

特に《ゴブリンの鎖回し》《ラノワールのエルフ》《楽園のドルイド》、《発現する浅瀬》を出ただけで処理して展開を遅らせてくれます。

 

また、3/3先制攻撃というサイズと能力は、同じく入賞しているオルゾフ吸血鬼を始めとしたアグロデッキに対しても強力なため、総じて今のメタで非常に強力なカードです

 

 

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タフネス1絶対許さないマン

 

さて、そんな《ゴブリンの鎖回し》を擁する赤単ですが、M20加入後のアップデートを見ていきましょう。

 

 

まずはM11から再録された2種類のアタッカー。

どちらもアグレッシブな能力を持っています。

 

 

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M11から帰ってきました

 

《チャンドラの吐火》はショックで死なないタフネス3のアタッカー。

戦闘以外のダメージでパワーが3もあがり、莫大なダメージを叩き出します

《狂信的扇動者》《ゴブリンの鎖回し》と非常に相性がいいですね。

飛行持ちのためダメージを通しやすいのも強力ですね。

 

 

《燃えさし運び》《ヴィーアシーノの紅蓮術師》と比較されるところですが、マナはかかるもののクリーチャーにもダメージを飛ばせるため、除去としても使うことができます。

また、任意のタイミングで《チャンドラの吐火》の能力を誘発させられるほか、絢爛モードでの《舞台照らし》も使いやすくなります。

 

 

それ以外の部分では、《ヴィーアシーノの紅蓮術師》がいなくなったため、《魔術師の稲妻》《批判家刺殺》に差し替えられています。

また、今までメインから複数枚採用されていた《実験の狂乱》1枚までに抑えられており、基本は短期決戦で倒しきる方針のようです。

 

 

サイドには、M20から《丸焼き》《炎の侍祭、チャンドラ》が加入。

《丸焼き》は2種類の外道ハゲテフェリーや、赤単の天敵《黎明をもたらす者ライラ》も(ほぼ)確実に処理することができます。

 

 

《炎の侍祭、チャンドラ》《実験の狂乱》《炎の職工、チャンドラ》よりも1マナ軽く、-2能力で確実にダメージを水増ししてくれる新しいアド源です。

 

 

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M20で手に入れた新しいオプション

 


青緑系デッキの流行はもうしばらく続きそうなので、このままのメタが続けば赤単の台頭が始まりそうですね。

 

 

2位 青単アグロ

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続いては青単アグロ。
こちらは打消し呪文を大量に搭載しているため、赤単と同じく遅めのデッキに対して有利に立ち回ることができます

 

 

青単と言えば1、2ターン目にクリーチャーを展開して《執着的探訪》のドブンがありますが、瞬速持ちの《幽体の船乗り》を手に入れたことでソーサリーの除去に対して非常に大きい耐性を手に入れました。

こっそり海賊なので《見張りによる消散》が使いやすくなるのも噛み合っています。

 

 

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エンドに船乗り、返しに探訪…!



サイドにはM20の色対策カードが2種。

 

 

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《霊気の疾風》は緑系のデカブツをテンポよく排除できるうえ、《丸焼き》や《変容するケラトプス》などの打ち消されない呪文に対しても有効です。

 

《紺碧のドレイク》は赤単に対して最強の盾になってくれます。

パワーは1と頼りないものの、赤単からはまず除去されないうえ、本体火力を打ち消してくれる大きなオマケもついています。

 

試合の動画はまだ見れていませんが、これだけサイドカードがあっても赤単に負けるとは、それだけ赤単の地力が高かったということでしょうか。

 

 

3位 ティムール・エレメンタル

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続いてはM20加入後に爆誕したティムール・エレメンタル。

 クリーチャーはエレメンタルのみで構成され、お互いにシナジーを形成しています。

 

 

 

 

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エレメンタル同士のシナジー!

 

《這い絡む火跡》はパワーを全体強化し、横並び戦略を強力にサポートします。

②赤緑のパンプ能力はこっそりパワーだけじゃなくタフネスも上がるので、ブロックする際は注意です。

 

 

《発現する浅瀬》はランプ系デッキでも見かけるデッキの潤滑油。

このデッキでは後続のクリーチャーすべてにアドバンテージ能力を付与してくれます。

さらに、土地がめくれればそのまま場に出てマナ加速までしてくれます。

 

 

フィニッシャーの《乱動の座、オムナス》はカワイイボディからは想像もつかない凶悪な能力を持っています。

1つはフィニッシュにも使える火力能力。

もう1つは自軍を強化するパンプ能力。土地が十分に並んでいれば、さらなる脅威を引き入れるためのドローも提供してくれます。

 

 

そして5マナには《茨の騎兵》

5マナ5/6のサイズに加え、土地を場に出す能力が《這い絡む火跡》《乱動の座、オムナス》と噛み合っており、さらに死亡した際は墓地の脅威を再利用するアドバンテージ能力まで搭載しているトッピング全部乗せのカードです。

このサイズでこっそり到達が付いているので、《破滅の龍、ボーラス》《永遠神ケフネト》、そして中くらいの《ハイドロイド混成体》を止めることができます。

 

 

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サイズ!マナ加速!!そしてアド!!!

 

 

 

そしてエレメンタルと仲がいい新チャンドラ2種。

 



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M20の顔

 

 

《炎の侍祭、チャンドラ》はエレメンタルのシナジーをバラまく能力が非常に強力。

《枝葉族のドルイド》のマナ能力をブーストし、《這い絡む火跡》がいれば4点クロックを展開し、《発現する浅瀬》を2回誘発させます。

また、単体でも、《覆いを割く者、ナーセット》や《時を解す者、テフェリー》などの3マナのプレインズウォーカーへの非常に有効な回答になります

 

 

《目覚めた猛火、チャンドラ》は打ち消されないフィニッシャー。

+2連打は確実にゲームのカウントダウンを進め、-3能力は一方的に相手の盤面を焼き払うことができ、アグロやランプなどの小粒クリーチャーを並べるデッキに対して非常に有効です。

ーXも、現環境で流行中の《世界を揺るがす者、ニッサ》や各種巨大クリーチャーも処理できる便利な能力ですね。

 

 

 

早いターンにクリーチャーを展開して殴り始められることに加え、本体火力も搭載されているため、今回最大勢力の一角だったシミックネクサスに対しては有利が付きそうです。

さらに火力呪文が7枚入っており、アグロデッキの序攻やランプ系デッキのマナクリにも触ることができ、見た目以上に器用なデッキです。

 

 

  

横並びする都合上、全体除去を有する相手にはカウンターを打てるかどうかの噛み合いがありそうなのでコントロール戦はメイン戦は少し不利かもしれません。

実際、サイドにはコントロール対策のカードが多く積まれています。

 

もう少しサイドボードを詳しく見ていくと、M20の強力な色対策カードが3種8枚採用されています。

M20で収録された強力な色対策カードを3種使えるというのは3色デッキの強みですね。

 

 

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また、3色ゆえにサイドボードのプランが非常に多彩です。

もともとのミッドレンジプランはもちろん、アグロに対しては除去を多くサイドインすることでコントロールにもなり、コントロールに対しては《燃えがら蔦》を入れることで、もともとの本体火力もありバーンのようにも振る舞うことができます。

混沌とした現在のスタンダードのメタゲームの中では、サイド後の柔軟性は非常に大きな武器になります。

 

 

さらにこのデッキでは《炎の侍祭、チャンドラ》でサイドカードを再利用することで、サイド後に最適化されたデッキパワーをフルに活用することができる点もティムールエレメンタルの大きな魅力です。

 

 

 

当初は《発現する浅瀬》のために少しパワーが低めのエレメンタルも無理矢理積んだデッキもありましたが、それらのカードの取捨選択が進み、さっそくSCGで結果を出したことで今後もさらに研究が進みそうですね。

 

  

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当初に採用されていたエレメンタルたち

 

 

 

 

 

 

4位 オルゾフ吸血鬼

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4位はM20で大幅強化された吸血鬼デッキ。



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M20で追加された強力な吸血鬼パーツ

 


M20で強力な軽量アタッカーと、吸血鬼デッキの中盤以降を支える強力なプレインズウォーカーを手に入れました。

 

《漆黒軍の騎士》は接死により相手のサイズに関係なくガンガン殴りに行ける最高の1マナクリーチャー。

しかも殴れば殴るほど大きくなるため、相手のブロックの選択肢を難しくすることができます。

 

《傲慢な血王、ソリン》は戦線強化と直接ダメージ兼除去をこなす、まさに吸血鬼デッキのためにあるようなプレインズウォーカーです。

直線的なデッキは《根の罠》有するネクサス相手に手詰まりになることもありますが、白黒のカラーで直接ダメージを手に入れたのは大きいですね。

(もともと《復讐に燃えた血王、ソリン》はいますが、少し重いですね)

 

また、ソリンは-3能力により、普通に唱えるには少し重い吸血鬼を早いターンに展開させてくれます。

土地が22枚とかなり絞られていますが、ソリンがいれば強力ながらも重い吸血鬼をデッキに積むことが正当化されます。

 

 

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土地22枚ではちょっと重い吸血鬼たち

 


また、ソリンのほかにも2種類のプレインズウォーカーがアグロプランの遂行をサポートします。

 

 

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高速アグロは全体除去が怖いところですが、この2人のプレインズウォーカーが戦線を維持してくれます。

 

 

また、少し土地に注目すると、テンポを大事にしてか、対抗2色でありながらスクライランドは0枚です。

強力な土地ではありますが、対抗2色なら何のデッキにも入るというわけではないのがよく分かりますね。

 

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タップインなんぞ悠長なことしてられるか!!

 

今はショックランド、チェックランド、スクライランドと2色土地が複数種類あるので、構築のしがいがありますね。

 

 

サイドボードには白定番の《トカートリの儀仗兵》

探検パッケージのライフゲインを阻害するのはもちろん、今回3位に入賞しているエレメンタルデッキにも有効です。

 

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探検も許さないし、エレメンタルも許さない

 

さらに黒の対抗色対策カード、《害悪な掌握》は4枚フル投入。

 

 

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腐るデッキがほとんどいない


白絡みのプレインズウォーカー(っていうかテフェリー)、《黎明をもたらす者ライラ》はもちろん、《世界を揺るがす者、ニッサ》や緑系のデカブツもつぶすことができます。

 

個人的には、色対策カードの中で《害悪な掌握》が一番刺さる相手が多いと思います。

実際、エスパーがこのカードをメインから積んでいることもありますね。

 

 

5位 オルゾフ吸血鬼

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続く5位もオルゾフ吸血鬼。

どうやらこのアーキタイプ、”ホンモノ”ですね。

 

こちらのデッキではソリン以外のプレインズウォーカーはメインに採用されていません。

代わりに軽量クリーチャーが少し追加され、《聖域探究者》を3枚採用し、より攻撃的な構成になっています。

 

 

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よりアグレッシブに


サイドボードに関しては、4位のリストでは自分より重いデッキへのガードが高い印象でしたが、こちらのサイドボードは《見栄え損ない》《復讐に燃えた血王、ソリン》など、アグロへの意識が少し高めになっているような印象です。
 

 

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6位 バントランプ

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6位はバントランプ。
集団強制型ですね。

 

バントランプは相手クリーチャーを直接的に対処するカードが少ないのが難点でしたが、このデッキでは《大食のハイドラ》によって脅威を展開しつつ相手クリーチャーを排除することができます。

 

 

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出てきてパックン

 

 

このデッキの面白いところは、除去の色です。

メインは緑の《大食のハイドラ》青の《幻惑の旋律》と《集団強制》青白の《時を解す者、テフェリー》

 

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メインの除去

 

 

サイドは白の《敬虔な命令》と《イクサランの束縛》青白の《拘留代理人》

 

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サイドの除去

 

このようにメインから除去の色が散っていて、さらにサイドからは白の除去が入ってくるようになっています。

 

 

M20では強力な色対策カードが多数収録され、早くも多くのデッキで採用されています。

実際、今回のTOP8にはM20の色対策カードがなんと33枚も採用されています。

 

ここからが面白いところですが、このデッキはメインから、サイドから入ってくるであろう《夏の帳》をすり抜けられ、かつ《否認》《強迫》が効かない《大食のハイドラ》という除去があります。

さらにサイド後は、通常は集団強制型シミックランプに有効なはずの《夏の帳》をすり抜ける《敬虔な命令》《イクサランの束縛》が追加され、色対策カードをスカらせることができる構成になっています

 

 

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白には無力

 

色対策カードの採用されっぷりを見ると、アーキタイプのメタゲームとは別に、色のメタゲーム」も意識した構成も今後考えていく必要がありそうですね。

具体的には、マルチカラーのカードを避けたり同じ役割のカードの色を散らしたりするといったことが必要になるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

7位 ボロス・フェザー

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7位はボロスフェザー。

環境初陣戦では優勝を飾っていたデッキですね。

 

 

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優秀な軽量クリーチャーと強化呪文で戦う

 

 

このデッキリストでも、M20から《神々の思し召し》《凱旋の神殿》が採用されています。

 

 

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占術は偉大

 

ボロス・フェザーは土地、クリーチャー、呪文をある程度バランスよく引く必要があるデッキのため、占術による恩恵は他のデッキよりも大きそうです。

 

 

《神々の思し召し》については、単体除去を弾き、相手のブロックをすり抜けられる攻守両面で活躍する良カード。

好きな色のプロテクションを得られるため、バントランプの紹介で触れた「色のメタゲーム」を1枚で攻略してくれるという見方もできますね。

 

 

環境初陣戦のリストとの違いとして、2マナ域には《トカートリの儀仗兵》ではなく、よりアグレッシブな《アダントの先兵》を採用しています。

 

 

この選択も、環境初期の遅めのデッキを狩りに行くという狙いでしょうか。

 

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どちらが良いかはメタ次第

 

 

 

環境初陣戦のデッキとのもう1つの違いは《戦いの覚悟》の採用です。

自軍のクリーチャーのサイズを上げてくれるため、《戦慄衆の秘儀術師》《軍勢の戦親分》などの殴ってこそ真価を発揮するクリーチャーを殴りやすくしてくれます。

 

 

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「殴ってなんぼ戦略」をサポート




サイドにはネクサス対策の《啓蒙》が4枚フル投入。

戦闘ダメージでの勝利しか勝ち手段がないボロスフェザーにとって、ネクサスは天敵といってもいい相手なので、しっかりガードを上げて対策しています。

 

 

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エンチャントは悪い文明

 


実際、今大会2日目進出デッキの分布ではシミックネクサスがトップだったため、まさに狙い通りでした。

さすがのメタ読みです。 

 

 

 

8位 エスパーヒーロー

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最後は《第1管区の勇士》型のエスパーミッドレンジ。

 

 

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ほっとくとドンドン仲間が増える

 

 

環境初期はアグロが多いという読みか、このリストでは除去がメインから13枚も搭載され、アグロデッキを強く意識した構成になっています。

 

 

個別のカードに注目してみましょう。

前環境中盤以降は、エスパーの3マナ域と言えば《覆いを割く者、ナーセット》が定番でしたが、このデッキデッキでは《秘本綴じのリッチ》を採用しています。

 

 

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アグロからするとウザすぎる壁

 

 

ブロックしたクリーチャーを確実に打ち取りつつ、ライフを稼ぐことができる優秀なクリーチャーです。

タフネス3なので、《ショック》《肉儀場の叫び》で死なず、パワー2までのクリーチャーなら一方的に仕留めることができます。

もちろん多色なので、《第1管区の勇士》の能力を誘発させることができます。

 

そして、《秘本綴じのリッチ》でもう一つ大事なのは、ルーティング能力です。

※ルーティング:●枚引いて●枚捨てる能力。

 

緩やかに《戦慄衆の指揮》とシナジーしていることはもちろんですが、ルーティング能力によって、攻めたカードの採用やピーキーな構成のリスクを軽減することができます。

 

例えば除去を満載したこのデッキでは、コントロールと対戦した場合に除去カードばかり引いて手札が腐るリスクがあります。

ですが、《秘本綴じのリッチ》のルーティング能力によって、腐っていた除去を《思考消去》や各種プレインズウォーカーに変えたりするなど、不要牌を有効牌に変えるチャンスが生まれます


また、サイドインしたカードを引き込みやすくする働きもあるため、サイド後もルーティング能力がゲームプランの遂行を助けてくれます。

 

 

 

単体除去にはM20で再録された《見栄え損ない》を3枚採用。

1マナと非常に軽いため、1ターンに複数アクションを取りやすくしてくれるのが優秀ですね。

 

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1マナでテンポよく除去

 

-1枚では除去できなくても、追加の《見栄え損ない》《永遠神の投入》などを組み合わせることで除去できる範囲を拡大できるのはゲーム中だと意外と見落としがちなので注意です。(自戒)

 

 

3マナ以降の単体除去にはお決まりの《ケイヤの誓い》に加え、サイドで見ることの多かった《永遠神の投入》をメインから2枚積み。

雑多なアグロには絶対に負けない!という意志を感じます。

 

 

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除去しつつライフゲイン

 

 

 

 4マナ域のクリーチャーは《精鋭護衛魔導士》を選択。

 

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似ているようで、ちょっと違う

 

アグロだけを考えれば《聖堂の鐘憑き》に軍配が上がりますが、今回は状況や相手に関わらず常に一定の仕事をする《精鋭護衛魔導士》を採用していています。

 

 

最後は土地ですが、スクライランドは不採用です。

占術は強力なので惜しい気もしますが、《秘本綴じのリッチ》で代用できているのでOKですね。

 

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土地引いたけどタップインでラス打てなくて負け!!

 

ティムールエレメンタルにはスクライランドが2枚入っていましたが、あちらはマナ加速手段と土地をめくる《発現する浅瀬》もあるので、同じく3色といえど、エスパーとは事情が異なりますね。

 

エスパーコントロールなら採用の余地があるように思います。

 

2日目進出デッキの分布

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SCG  Open2日目進出デッキの分布です。

(合計で101人になるはずなんですが、どうやっても96人になるのは許してください)

 

2日目進出デッキでは、シミックネクサスとシミックフラッシュが2トップでした。

3位以降はアグロが目立ちます。

 

数の上ではシミックネクサスが最多だったものの、1つも入賞できなかったのは、他デッキからのガードの高さが伺えます。

 

また、シミックフラッシュもデッキ数は2位(12.5%)ながらも、今回入賞を逃しました。

 

どちらも赤単アグロ、青単アグロ、オルゾフ吸血鬼には分が悪く、今大会の勝ち組はアグロという結果でした。

 

「環境初期は、発展途上の中速以降のデッキを高速アグロが狩る」という定説は、今環境でも正しかったようです。

 

その意味では、アグロをメタりまくった8位のエスパーミッドレンジが優勝する土壌はあったようにも思えますが、全てが相性通りにいかないのもまたMTGですね。

 

 

M20からの採用カードとしてはとにかく色対策カードが多く、トップ8で合計34枚採用されました。

現環境ではアーキタイプの分布だけでなく、色の割合も見ていく必要がありそうですね。

 

 

 

 

ということでSCG Openトップ8のデッキ紹介でした。

 

続いて、SCG Classicのトップ8も見ていきましょう。

 

 

 

 

 

SCG Classicのトップ8

 

順位 デッキ
1位 バント集団強制
2位 オルゾフ吸血鬼
3位 エスパーヒーロー
4位 白単タッチ青
5位 バントランプ
6位 ジャンド恐竜
7位 ティムール・エレメンタル
8位 オルゾフ吸血鬼

 

Classicの方はバント集団強制の優勝でした。 

M20で生まれた新アーキタイプがトップ8の半分を占めており、M20の影響の大きさがわかります。

 

 

 

 

さて、SCG Classicのトップ8も、Openと同じくらい詳しく紹介したいところですが、

 

ランクマする時間が雲散霧消しそう

 

なので、Classicについてはリストの掲載のみにしておきます。

ごめんね(*'ω'*) 

 

デッキリスト

 1位 バント集団強制

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2位 オルゾフ吸血鬼

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3位 エスパーヒーロー

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4位 白単タッチ青

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5位 バントランプ

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6位 ジャンド恐竜

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7位 ティムール・エレメンタル

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8位 オルゾフ吸血鬼

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ということで新環境一発目のSCGの結果でした!

新アーキタイプがいきなり結果を出してきました。

 

さらに新しいアーキタイプが生まれるのか、それとも強化された従来のデッキがさらに洗練されるのか、これからのメタゲームが楽しみです。

 

早速今日(2019年7月19日)からはアメリカのデンバーにて、スタンダードでのマジックフェストが開催されます。

週明けにはその結果もWebで発表されると思いますので、優勝デッキを予想してみるのも一興ですね。

 

ガンガン新環境を楽しんでいきましょう!

では!!(*'ω'*)

 

 

 

 

 

 

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